日本の都市部の多くで抱えている問題があります。
建築基準法が厳しくなるにつれて露呈してきた問題でもあるのですが、道路と建物の関連の問題です。
多くの町では道路で囲まれたブロックの中に多くの家が立ち並んでいます。この大きさの問題なのです。
大きなブロックでは、道路に面した部分は限られています。
その内側には道路のない大きな土地があります。その昔、この部分を解消してきたのが路地でした。どん詰まりの路地が多く存在し、その土地に家が建てられてきたのです。
路地はせまく、時には曲がりくねり、子供たちの遊び場であり、独特の人間関係を気づいてくれたものでした。
ところが、その狭い路地に火事が発生した場合、消防車が入り込むことのできない広さの狭いものが多く存在し、緊急の場合は危険なものも多かったのです。
そのため、新たに家を建てる場合は、道路に対し家を建てようとする土地への2m乃至4mなどの接地した部分がないと許可がおりなくなりました。
最近区画整理で作られる町並みでは、こうした問題が起こらないよう、道路と道路の間に2軒の家が双方とも道路に面して建てられるように設計されています。
このことは、大規模災害が起こらないために重要なことではありますが、時には、路地裏の土地の所有者は家が建てられないなど、大きな問題も引き起こしています。
あなたがもし路地裏の土地をご所有の場合は、一度接道の問題をチェックしてみてはいかがでしょう。